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南原ファームはスイカに塩レモン

スイカに塩をかけると甘くなる

結論から言うと、スイカに塩は甘くなります。

これは、味の対比効果です。

スイカに塩をかけると、塩味が増えたことでスイカの甘味も増したと感じる。

運動した時や夏の暑い時は汗をかく、すると体が塩分(塩味)を要求します。

また、

運動や仕事で体力や・頭脳を極度に使うと、疲労やストレスを感じる。

その時の体は、甘味(糖分)を栄養源として消費する。

汗のかいた身体は、塩分を放出する。

以上の事から、

塩をかけたスイカ=甘味と塩味と水分は、

運動や仕事・暑い季節に、

スイカは、体の欲求を満たしてくれる素晴らしい食べ物です。

南原ファームのスイカ塩レモン

上記内容は先人の知恵として伝えられて来た事です。

南原ファームでは、スイカに塩+レモンを推奨します。

昨今のスイカは糖度ばかり上がり(高糖度のスイカ)、

酸味とのバランスが悪いように感じる。

その時から、スイカに塩レモン南原ファーム流

孫の豪は、皆がスイカにかけるポッカレモン(レモンは絞りたてが良いけど)を横取り。

口にくわえ独り占め(ちゅーちゅー吸うのでその容器は誰も使えない)。

孫はレモンスイカ(レモンが主役)が大好き。

スイカに塩レモンを食べると、南国の島が口の中を占領

スイカに塩とレモンが隠し味となり、まろやかな味に早変わりです。

南国の島に口の中を占領され、浜辺の砂浜を独り占めした優越感を満喫出来る!

思う存分、

スイカ塩・スイカレモン・スイカ塩レモンを

南原ファームのスイカで味わって下さい。

スイカにレモンを安心して食べて頂く為に!

レモンと言えば気になりますよね。

ソラレンという成分に要注意と書かれているHPが多くあります。

紫外線の吸収を高め、肌の炎症や色素沈着を引き起こす光毒性物質です。

柑橘系やきゅうり、ブロッコリーなどが該当する。

ソラレンの光毒性は、食後2時間後から7時間効果が持続するようです。

一番ソラレン成分の多いレモン🍋でも、日焼けを増す可能性がある摂取量は30kg

これを聞いて安心できましたか。

参考資料

駒沢女子大学|駒沢女子短期大学HPより引用

「果物や野菜に含まれるソラレンの量はどのくらい?」にお答えしまます【拡散希望】

食品ソラレン類含量
(mg/100 g)
日焼けを増す可能性が
ある摂取量(g)
参考文献
キウイフルーツ
(グリーン)
検出されない
(皮の有無を問わず)
考慮の必要なし実測しました
キウイフルーツ
(サンゴールド)
オレンジ無視できる考慮の必要なし(1)
オレンジジュース無視できる考慮の必要なし(1)
いちじく無視できる考慮の必要なし(1)
レモン0.03330300(1)
ライム0.5~0.921087~2000(1),(2)
グレープフルーツ2.19457(1)
グレープフルーツジュース0.2~1.01000~5000(1)
セロリ0.025~0.8*1250~4000(1) ~ (5)
パセリ1.14~3.8263~877(1),(6)
じゃがいもおそらく考慮の必要なしソラレン類を含むという根拠資料が存在しない。
おそらくソラレンとは全く別の物質であるソラニンとの混同だと思われる。
にんじんおそらく考慮の必要なしソラレン類を含むという根拠資料が存在しない。
オクソラレンという薬剤の医薬品添付文書情報に「にんじんはソラレンを含む」と記載されているが、販売元の大正製薬に問い合わせたところ、根拠資料はないとのこと。
白にんじん(パースニップ)との混同も考えられる。
アシタバおそらく考慮の必要なし根にはジヒドロフロクマリンの存在が報告されているが、可食部がソラレン類を含むという根拠資料が存在しない。
クロレラおそらく考慮の必要なしソラレン類を含むという根拠資料が存在しない。
品質の悪いクロレラにまれに含まれることのある、強い光毒性を示す物質であるフェオフォルバイドと混同されたものと考えられる。
春菊、パクチー、野沢菜、きゅうり、三つ葉、大葉、ブロッコリー、そば粉、すだち、アセロラ、パインアップルおそらく考慮の必要なしソラレン類を含むという根拠資料が存在しない。
光毒性をもたないポリフェノールの一種であるクマリン類をフロクマリンと混同した可能性がある。
  1. (1) J. Agric. Food Chem., 655049-5055 (2017)
  2. (2) Food Chem. Toxicol., 31, 331-335 (1993)
  3. (3) DFG-Senate Commission on Food Safety (SKLM) (2006)
  4. (4) Br. Med. J., 290, 1249 (1985)
  5. (5) Phytochemistry, 39, 1347-1350 (1995)
  6. (6) Mitt. Gebiete Lebensm. Hyg., 79, 112-129 (1988)
  7. * 菌核病を発症したセロリでは3.8~4.5 mg/100 gまで上昇することが、文献(4)および(5)に記載されています。

結論を言えば、「キウイフルーツ、オレンジおよびいちじくにソラレンが多いというのは、まったくの間違い」ということになります。特にキウイフルーツからはソラレン類はまったく検出されず、その検出感度から計算すると、一度に少なくとも4,200個(420 kg)を皮ごと食べても何ら問題ないという結果となりました。体重の7倍ですので、もはや笑い話ですね。オレンジやオレンジジュース、いちじくもまったく問題ありません。レモンも30 kgというオーダーですので、常識的にはまったく問題ないと言って差し支えないでしょう。ライムは1~2 kg、グレープフルーツジュースは1~5リットル、セロリは1.25~4 kg程度ですから、フードファイターの皆さまはご注意された方がいいかもしれません!?

一方、グレープフルーツやパセリは、普通の人でも頑張れば食べられる量ですので、少しだけ気をつけた方がいいでしょう。

ちなみに、日焼けが増す可能性のあるソラレン類の摂取量ですが、今回は10 mgで計算しました。その根拠は2つあります。1つは、Food Chem. Toxicol., 29, 523 (1991)の論文で、「経口摂取した場合、日焼けに影響が出るか出ないかの境(閾値)は15 mgである」とされていることです。もう1つは、大正製薬から販売されているオクソラレンという尋常性白斑治療薬の医薬品添付文書情報に、「用量は20 mg」と書かれていることです。つまり、ソラレン類は15~20 mg摂取すると日焼けが増すと考えられるのですが、安全性を考えて、それよりも少なめの10 mgで計算したというわけです。その方が安心ですよね。

いかがでしょうか。これまで怪しげな情報のために、朝から果物や野菜を食べるのが心配だった皆さまに、少しは安心をお届けできたでしょうか。それにしても本当に迷惑なこの誤情報は、一体どこから生まれてきたのでしょうか。これは次のように考えられます。

  1. いちじくは、果実にはソラレン類がほとんど含まれていませんが、葉には多量のソラレン類が含まれています。論文をちゃんと読まない人たちが「Fig」という語を見て「いちじくの果実」と誤解したものと思われます。なお、上記の大正製薬のオクソラレンの医薬品添付文書情報でも、「いちじくはソラレン類を含む食品」とされています。私はこの件について大正製薬に問い合わせましたが、「社内には根拠資料がない」とのご回答をいただきました。これもやはり葉と果実を混同しているようです。余談ですが、イチジク栽培に関わる方々は、枝打ち作業などを素手で行うと、葉や枝などに触れた手や腕にソラレン類が付着して、日光性皮膚炎を起こす場合がありますので、ご注意ください。
  2. オレンジ、レモン、ライムなどの柑橘系フルーツでは、その可食部にはソラレン類が含まれていないかあるいは少量しか含まれていませんが、皮には多量のソラレン類が含まれます。たとえば、アロマオイルなどとして市販されている、ライムの皮から圧搾法で製造したライムオイルを手などに付けて日光を浴びると、日光性皮膚炎の危険性があります。そのため、果肉(可食部)にも多くのソラレン類が含まれると誤解されたものと思われます。なお、今回は調査を行っていませんが、これらのフルーツの皮を使った加工品や料理には、ソラレン類に対する注意が必要だと考えられます。また、これらのフルーツを皮ごとスライスしたものを顔に乗せる「パック」などは、念のために控えた方が安全だと思います。
  3. キウイフルーツにつきましては、今回示しましたようにその可食部にも皮にもソラレン類は含まれていませんでした。また、葉にも茎にも根にも、どこにもソラレン類が含まれているという報告はありません。まさに「根も葉もない」話ですね。これは、上記のいちじくやオレンジのような誤解ではなく、完全な濡れ衣で、メディアによって作り上げられた事実無根の誤情報です。どのようにしてこの完全な誤情報が広まったのかを調査した結果を以下に記します。
メディアによる誤情報問合せに対する回答
2011年11月11日
某出版社の某書籍に「キウイにソラレンが含まれるといわれている」と記載された。
出版社と著者に問い合わせた結果、「根拠がなかったのでこの記述を削除し、ホームページ上に『お詫びと訂正』を出す」との丁寧なご回答をいただきました。
2011-2014年
上記書籍の内容が、Glittyやニコニコ動画などのサイトで紹介された。
Glittyを運営する株式会社メディアジーン様より、「元情報が撤回されたので記事を削除する」との丁寧なご回答をいただきました。
2015年7月27日
TBSの「世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?」において、上記ネット情報などを参考として、「キウイはソラレンを多く含むフルーツ」として紹介された。
TBSの当時の番組プロデューサーより、「番組を監修した3名の専門家からは、そのような話はなかった。何の根拠に基づいたものかわからない」というご回答を電話でいただきました。電話では証拠が残らないため、こちらから内容証明郵便をTBSに送付し、「事実無根の情報であった」ことをお認めいただきました。
(この番組に専門家としてご出演された薬学がご専門の先生からは、「ソラレン類10 mgの経口摂取で皮膚に影響が出る可能性があるとする理由」をお教えいただき、参考としました。)
上記の番組で紹介された内容が、多くのサイトに拡散された。
2017年5月11日
日本テレビの「ヒルナンデス!」において、同様の誤情報が放送された。
「ヒルナンデス!」のプロデューサーの方から「ご指摘の点について調べ直したところ、不確かな情報を伝えてしまっていたことに気づいた。放送内容については、番組ホームページに掲載していたので、2020年3月27日に当該部分を削除した。今回の件については、当社の番組制作部門で広く共有し同じことが起きないようにする」との丁寧なご回答をメールでいただきました。
(番組内でコメントをされた皮膚科の先生からも丁寧なお電話をいただき、「根拠がなかった」とのお話を伺いました。)
2019年3月14日
テレビ朝日の「日本人の3割しか知らないこと くりーむしちゅーのハナタカ!優越館」で同様の情報が紹介された。
番組の制作担当者の方から「番組制作に関わった5人の専門家のだれからも「各々の野菜や果物にソラレンが含まれるか否か」の根拠をもらっていなかった。美容関連や健康関連のインターネット記事を参照しただけだった。今後は注意する」とのご回答をメールでいただきました。

上記のような真相を明らかにするのは、ずいぶんと大変でしたが、やっぱりキウイフルーツは、何一つ理由がないまま、ソラレンを多く含む果物に仕立て上げられたことがわかりました。どうにか真相が明らかとなり、また情報元の出版者様には公式にご訂正をいただき、このとんでもない濡れ衣は晴れました。しかし、ネット上に拡散した誤情報が消えることはありません。このだれも得をしない、そして、だれも幸せにならない誤情報を少しでも少なくするために、どうか皆さま、正しい情報の拡散にご協力をお願いいたします。

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