当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
ほとんどのスイカは中身の果肉の色が赤いのはなぜでしょうか?調べてみました。
スイカの中身である赤い部分は、主にリコピンという色素によって着色されています。リコピンはカロテノイドと呼ばれる植物色素の一種で、赤い色を持ちます。

スイカの果肉が赤くなるのは、果実が成熟する過程でリコピンが蓄積されるためです。成熟したスイカは、太陽の光を浴びることでリコピンの合成が促進され、果肉が赤く染まります。
リコピンは抗酸化作用を持ち、人体にとって有益な成分とされています。抗酸化作用は、体内の活性酸素を中和し、細胞の酸化ストレスから身体を守る働きがあります。また、リコピンには免疫力の向上や心臓病のリスク低下などの健康効果も報告されています。
スイカの赤い部分はそのリコピン含有量が多いため、栄養価の一つとしても注目されています。ただし、スイカの中にはリコピン以外にもビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が含まれており、バランスのとれた食事の一部として摂取することがおすすめです。
トマトみたいなイメージなんですね
如何でしたでしょうか。