当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
店頭ではずれを引かないようにスイカの劣化の見分ける方法を紹介いたします。
スイカの劣化を見分けるためには、以下のポイントに注意すると良いでしょう。
- 外見の変化:
スイカの外皮にはツルツルした光沢があり、色は鮮やかな緑色や黒色をしています。劣化しているスイカは、外皮がくすんでいたり、変色していたりすることがあります。また、圧力による凹みやしわがある場合も劣化の兆候です。 - 重さと密度:
新鮮なスイカは比較的重く、手に持った時にしっかりとした重みを感じます。劣化したスイカは軽くなり、水分が失われることで密度が低下します。
この方法は初心者の方には難しいですが、経験を積めば習得できるようになります。 - 音をたたいて確認する:
スイカを手で軽くたたくと、新鮮なスイカは鈍い音が響きます。一方、劣化したスイカはより鋭い音が響くことがあります。鈍い音が鳴らない場合や、音が空洞な感じがする場合は、スイカの劣化が進んでいる可能性があります。
昔からの方法で確認 - 果肉の状態:
スイカを切って果肉を確認することも劣化の目安となります。劣化したスイカの果肉はしおれていたり、泥状になっていたりすることがあります。また、傷やカビが生じている場合も劣化の兆候です。
確認できる状態でしたら是非試してみる価値がありそうです。
これらの要素を総合的に観察することで、劣化したスイカを見分けることができます。新鮮なスイカは甘くおいしいので、できるだけ新鮮なものを選ぶことをおすすめします。
如何でしたでしょうか。
