透析患者はスイカを食べてはいけないのでしょうか?
透析患者はスイカを食べてはいけないのでしょうか?
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは:地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。(情報元:ウィキペディア)
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。
透析患者の”スイカ禁止”は本当? 夏の味覚を楽しむ秘訣
みなさん、こんにちは。夏といえば、やっぱりスイカが恋しくなりますよね。しかし、透析療法を受けている方の中には「スイカは食べちゃいけない」と制限されている人もいるかもしれません。
確かにスイカには、カリウムが多く含まれています。透析患者にとってカリウムは制限が必要な成分の一つです。でも、本当にスイカを完全に避けなければいけないのでしょうか?
今回は、透析患者がスイカを上手に楽しむための秘訣をご紹介します。
スイカに含まれるカリウム量
まず、スイカに含まれるカリウム量を確認しましょう。1個分(約300g)で約200mgのカリウムが含まれています。これは決して少なくない量です。
透析患者の1日許容量は、医師の指示により異なりますが、おおむね800mg程度が目安とされています。つまり、スイカだけを食べれば、すぐにカリウムの許容量を超えてしまう可能性があるのです。
しかし、賢く食べれば大丈夫!
ただし、スイカを完全に避けなければならないというわけではありません。むしろ、適量を守れば、夏のスイカを楽しむことができるのです。
1日の許容量の範囲内で、ちょっとずつスイカを食べる。さらにカリウムを控えめにするため、種と皮は避けるなどの工夫をすれば、スイカの美味しさを十分に楽しめます。
まとめ
透析患者でもスイカを完全に避ける必要はありません。カリウムの量に気をつけつつ、上手に摂取することで、夏の味覚を心行くまで堪能できるはずです。
医師の指示を守りながら、賢くスイカを楽しむことがカギとなります。ぜひこの夏、スイカの美味しさに酔いしれてみてはいかがでしょうか。
今回のテーマ(透析患者はスイカを食べてはいけないのでしょうか?)はいかがでしたでしょうか!
“スイカ、果物の中で唯一の“涼”。知ってるとちょっぴりクールな、スイカの雑学を共感しよう!”
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