【家庭菜園】種まき、育苗
【家庭菜園】種まき、育苗
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは:地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。(情報元:ウィキペディア)
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。
スイカの育て方に”秘密”がある!? 家庭菜園で甘~い実を収穫しよう
スイカは夏の代表的な果物ですが、実は自宅でも育てることができるのをご存知でしたか?自分で愛情を込めて育てたスイカは、格別の甘さと味わいがあります。今回は、家庭菜園でおいしいスイカを収穫するための”秘密”をご紹介します。
Step1. 理想の種まき時期を知ろう
スイカの種まきに適した時期は、地域によって異なります。一般的には5月中旬から6月上旬ごろが目安です。気温が安定し、種が発芽しやすくなる時期を狙いましょう。種まき時期を外すと、実が小さくなったり甘みが乏しくなる恐れがあります。
Step2. プランターと土作りがカギ
スイカは根が深く伸びるので、深さ30cm以上のプランターを用意しましょう。土は水はけと保水力のよい肥沃な質が理想的です。市販の培養土にバーミキュライトや堆肥を混ぜ込むと適した土作りができます。土壌環境を整えることで、根の張りが良くなり糖度の高い実を育てることができます。
Step3. 摘心・誘引で実入りをコントロール
スイカには”摘心”と”誘引”という大事な作業があります。摘心とは、主枝の先端を摘み取り、側枝の発育を促す作業です。誘引は、つる性の茎を這わせたり誘引棒に這わせる作業です。適切に行うことで、光が十分に当たり実入りを良くすることができます。
Step4. 甘みの秘密は”日当たり”と”水やり”にあり
スイカに光をたっぷり当てることが甘みのカギとなります。日中は直射日光を十分に浴びさせましょう。水やりは控えめが理想で、土が乾いたらたっぷりと水をやるのがコツです。甘味が足りないときには、完熟期間の2週間前から渇水状態にすると糖度がアップします。
秘伝のポイントをおさえて、格別の味を堪能しよう
スイカ作りは気を付けるポイントが多くあり、手間もかかりますが、自分で育てた実をパクリと食べた時の喜びは格別です。上記のステップを意識して愛情を込めて育てれば、間違いなく甘くてジューシーな味わいに出会えるはずです。ぜひ家庭菜園に挑戦し、本当に美味しいスイカの魅力を堪能してみてくださいね。
今回のテーマ(【家庭菜園】種まき、育苗)はいかがでしたでしょうか!
“スイカの甘さだけじゃない、知ってる?スイカの不思議な雑学で心も満たされる夏を共感しよう!”
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