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スイカのお話し
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スイカはほったらかしで育てられますか?

スイカはほったらかしで育てられますか?

当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。

スイカ作りの”究極の法則”とは?ほったらかしで本当においしくなる?

夏の味覚の王様、スイカ。そのみずみずしい果実は、じつは愛情たっぷりの手間暇をかけて育てられた賜物なのです。

参考にしていただけましたら幸いです。

ほったらかしでスイカを作れば、本当においしい実がとれるのでしょうか?スイカ作りの”究極の法則”を探ってみましょう。

栽培環境作りはスイカ作りの肝心

確かにスイカは雑草のように雑に生えますが、ほったらかしにしていてはおいしい実はとれません。適した環境を整えることが何より大切なのです。

スイカの苗を植える前に、十分な日照りと水はけのよい環境を用意する必要があります。特に水はけが悪いと根腐れを起こしてしまいます。

さらに、カンゲルと呼ばれる小さな膨らみを作り、そこに苗を植えるのがコツ。そうすることで根が広がりやすくなり、養分をしっかり吸収できるようになります。

生育に合わせた世話が欠かせない

苗を植えた後も、しっかりと世話をする必要があります。生育過程の節目で適切な処置を施さないと、実がなりにくくなってしまうからです。

摘心・誘引・整枝・こぐり落としなどの作業を欠かさず行い、雑草の生え際も気を付けましょう。また、水分管理と肥料の補給も欠かせません。このように、生育に応じた丁寧な世話が大切です。

おいしさの基準はやはり糖度

せっかくスイカを育てても、糖度が低ければ味も期待できません。おいしいスイカの基準は、やっぱり糖度の高さにあるのです。

糖度を上げるコツは、収穫の5~10日前に渇水状態にすること。水分が控えめになり、糖が凝縮されるためです。収穫適期もしっかり計算して、見極める必要がありますね。

このように、スイカ作りはほったらかしにはできません。手間も時間もかかりますが、おいしい実を収穫できた時の喜びは格別なはずです。ぜひ、スイカ作りの”究極の法則”を実践してみてくださいね。

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