スイカのお話し

スイカにまつわる話を提供いたします。

スイカは昔は何色だったのでしょうか?

スイカは昔は何色だっのでしょうか?

当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。

スイカの起源とは?意外な本来の色の正体に迫る

皆さん、こんにちは。夏になると食卓に欠かせないスイカ。真っ赤な果肉に、みずみずしい甘みと爽やかな香りは、誰もが心待ちにしている味わいですね。

ところで、スイカの原産地はどこだと思いますか?また、その昔の色は赤だったのでしょうか?意外な事実が隠されているかもしれません。

今回は、スイカの起源と本来の色の正体に迫ってみたいと思います。思わぬ驚きの答えが明らかになるかもしれません。

スイカの始まりはアフリカ

スイカの原産地は、実はアフリカの熱帯地方だったことをご存知でしたか?

スイカの祖先は、西アフリカのサハラ Desert地方に自生していたと考えられています。この地域は高温多湿の環境で、そこから甘くて水分たっぷりのスイカが生まれたのです。

その後、スイカは地中海沿岸を経由してヨーロッパやアジアに広まり、やがて世界中に伝播していったと言われています。

スイカの本来の色は意外な黄色!?

さて、スイカの昔の色はいったい何色だったのでしょうか?実は、本来のスイカの果肉の色は真っ赤ではなく、黄色だったことが分かっています。

スイカに赤い色素”リコピン”が含まれるようになったのは、長い歳月を経た後のこと。人為的な品種改良によってリコピンが増え、今の赤い色になったと考えられています。

つまり、スイカの原点に立ち返れば、実は黄色い果肉だったというわけです。食用になる前の野生種が、そのままの色を残していたのかもしれません。

このように、今でこそ一般的な赤いスイカですが、その原点を探れば、思わぬ驚きの事実が隠されていたのです。スイカの魅力は、いつの時代も色あせることがありませんね。

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