スイカは腐るのでしょうか?
スイカは腐るのでしょうか?
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは:地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。(情報元:ウィキペディア)
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。
スイカは本当に”腐らない”フルーツ? その”究極の秘密”に迫る!
夏が旬のスイカは、早めに食べきらないと腐ってしまうのではないか? そんな心配をされている方も多いはず。ところが実はスイカには、他のフルーツとは違う”究極の秘密”が隠されていたのです。一体なぜスイカは長持ちするのか? その理由が明らかになり、スイカ選びと保存法のコツまでわかってきました。意外な事実に驚きを隠せません。
スイカは糖度が高く腐りにくい天然フルーツ
スイカが腐りにくい最大の理由は、その高い糖度にあります。スイカの糖度は10~15%と非常に高く、糖濃度があるレベルを超えると雑菌が増殖しにくくなります。つまり、スイカは本来的に雑菌に強い性質を持っているのです。この点が、他の低糖度なフルーツとの大きな違いです。
熟し過ぎや日光過剰にご用心
ただし、熟し過ぎたスイカや直射日光を長時間浴びたスイカは例外で、腐りやすくなります。これは糖が分解して糖度が落ち、日光で表面が傷むためです。スイカを新鮮な状態で選び、日陰で保存することが、長持ちさせるコツになります。
適切な冷蔵保存なら1週間は安心
皆さんの経験上、スイカは買ってきてすぐに食べきらないと心配する方が多いはず。しかし実はスイカを冷蔵庫に入れれば、1週間ほど新鮮さを保てることが分かっています。ただし、半分に切ってからだと酸化が進むので注意が必要です。切った場合は密閉容器に入れて保存しましょう。
まとめ
スイカは高い糖度のおかげで、他のフルーツに比べて腐りにくい性質を持っていました。新鮮な状態で選び、適切に保存さえすれば、約1週間はおいしく食べられるというわけです。この”究極の秘密”を活かして、ぜひごゆっくりとスイカの味を楽しんでみてください。
今回のテーマ(スイカは腐るのでしょうか?)はいかがでしたでしょうか!
“スイカの甘さだけじゃない、知ってる?スイカの不思議な雑学で心も満たされる夏を共感しよう!”
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