スイカ4分の1は食べ過ぎですか?
スイカ4分の1は食べ過ぎですか?
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは:地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。(情報元:ウィキペディア)
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。
スイカ4分の1の”究極の真実”、食べ過ぎ?適量?
夏になると、大きなスイカが食卓を賑わせますね。そんな時、スイカの4分の1を一人で平らげてしまうことも。「これは食べ過ぎではないか?」と疑問に思う方も多いはず。今回は、スイカ4分の1の摂取量について、その”究極の真実”を探っていきます。
![](https://e-suika.net/wp-content/uploads/2023/06/スイカと満腹02.jpg)
一般的なスイカの大きさは6~8kg前後です。そのスイカの4分の1を食べた場合、およそ1.5~2kgのスイカを食べたことになります。それが果たして適量なのか、過剰摂取に当たるのか見ていきましょう。
スイカの1つの利点は、低カロリーでありながら、たっぷりの水分を含んでいることです。スイカ1.5kgに含まれるカロリーは約150kcalですが、水分量はなんと1Lを超えています。つまり、スイカ4分の1を食べても、カロリー的には問題ありません。
一方で、注意が必要なのがスイカに含まれるカリウムの量です。カリウムは利尿作用があり、尿意を催す原因になります。スイカ4分の1には1,000mg前後のカリウムが含まれていて、健康な人の1日に必要な量をほぼ賄ってしまいます。過剰な利尿は脱水症状を招く可能性があるのです。
また、スイカ4分の1を一気に食べると、胃もたれや下痢などの消化器系の負担も無視できません。
結論として、健康な人がスイカ4分の1を食べるのは、カロリーの面では問題ありませんが、利尿作用や消化への負担が大きすぎることがわかりました。
まとめ:
スイカの”究極の真実”は、4分の1を一気に食べるのは避け、少しずつ分けて食べることが賢明だということです。量を控えめにすれば、おいしくてヘルシーなスイカを、健康に摂取できるはずです。
今回のテーマ(スイカ4分の1は食べ過ぎですか?)はいかがでしたでしょうか!
“スイカ、果物の中で唯一の“涼”。知ってるとちょっぴりクールな、スイカの雑学を共感しよう!”
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