家庭菜園スイカ摘芯のポイント
夏場にスイカを常温で保存するとどうなる?
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは:地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。(情報元:ウィキペディア)
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。
家庭菜園スイカの「究極の摘芯」- 甘くて大きな実を収穫する隠し球の秘密
家庭菜園でスイカ作りに取り組む人も増えていますが、なかなか思うようにデカくて甘い実が収穫できないというストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか。実は摘芯という手順が、スイカ家庭菜園での収穫高アップの隠し球となっているのです。この機会に「究極の摘芯術」を身に付けましょう。
摘芯とは?その意味と目的
摘芯とは、スイカの”つる先”の部分を摘み取ることを指します。この作業により、養分が実に集中するようになり、大きな実を作り出すことができます。つまり、摘芯は収穫量と糖度のアップをもたらす重要な作業なのです。
タイミングが肝心!摘芯の適期
摘芯は、メロンやキュウリ同様スイカの生育ステージに合わせて行います。適期を逃すと効果が半減してしまいます。目安は、スイカの花から最初の実ができた2週間後がベストタイミング。この頃に摘芯すると、養分が実へ効率よく運ばれるようになります。
摘芯のコツは長さと位置
摘芯を行う際、長さと位置が肝心です。摘芯の長さは30〜50cmほどが理想で、先端の柔らかい部分を摘み取ります。また、位置は収穫予定の実から4〜5節分上の部分を狙うことが重要です。過剰に摘むと、養分が全く行き渡らなくなってしまいます。
追加の摘芯で糖度アップも
収穫1週間前に、さらに摘芯を行うことで糖度のアップも期待できます。追加の摘芯により余分な養分の流れを止められ、糖度が最大限高まるからです。まさに究極のテクニックと言えるでしょう。
まとめ
スイカ家庭菜園での大きな収穫のカギは、適切な摘芯にあります。植え付け時の管理も重要ですが、上手な摘芯により実の肥大や糖度がアップするのです。ぜひ「究極の摘芯術」を実践し、味と大きさ抜群のスイカ収穫を目指してみてはいかがでしょうか。
今回のテーマ(夏場にスイカを常温で保存するとどうなる?)はいかがでしたでしょうか!
“スイカの甘さだけじゃない、知ってる?スイカの不思議な雑学で心も満たされる夏を共感しよう!”
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