スイカの黒玉は甘いですか?
スイカの黒玉は甘いですか?
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは:地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。(情報元:ウィキペディア)
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。
黒ずんだスイカの”究極の甘さの秘密”に迫る!
夏といえばスイカの季節ですが、最近スーパーの店頭に「黒玉スイカ」と呼ばれる種類が出回るようになりました。そのスイカは、黒ずんだように見えることからその名が付いています。
参考にしていただけましたら幸いです。
![信州の幕開け(ピノダディ)](https://e-suika.net/wp-content/uploads/2021/02/SMG100.jpg)
一体この黒玉スイカは、普通のスイカと比べて甘いのでしょうか?実は黒い外見からその甘さの秘密が窺えるのだとか。今回はその”究極の甘さの理由”を探っていきましょう。
日焼けした果皮の下に隠された秘密
この黒玉スイカは、その名の通り果皮が黒ずんでいるのが特徴です。この黒さは実は、太陽に日焼けした証なのです。
日光を十分に浴びることで、スイカが作り出す甘味の元となる「糖」が蓄積されやすくなります。黒い果皮の下には、ふくよかな糖度が隠されているのです。
品種によりますが、黒玉スイカの糖度は14度前後とされ、通常より2~3度高いのが特徴です。黒ずんでいる果皮が、高い甘味を物語っているのです。
希少性も手伝って”高級品”の風格
さらに黒玉スイカは、生産量が限られているため高級品として扱われています。大量生産が難しく、日焼け止め被覆が必要なため手間もかかるのです。
加えて収穫時期も短く、食べごろがなかなか続かないため、手に入れづらいのも事実。そのため「夏の貴重品」として、より一層贅沢な味わいを楽しめるのかもしれません。
このように黒ずんだ外見は、スイカの”究極の甘さ”を物語るシグナルなのです。露地もので日焼けを十分に浴びた黒玉スイカを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。甘さの実力は折り紙つきですよ。
今回のテーマ(スイカの黒玉は甘いですか?)は諸説ありますが、いかがでしたでしょうか!
“スイカの甘さだけじゃない、知ってる?スイカの不思議な雑学で心も満たされる夏を共感しよう!”
この記事へのコメントはありません。