スイカをたたく理由は何ですか?
スイカをたたく理由は何ですか?
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは:地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。(情報元:ウィキペディア)
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。
スイカを叩く理由は、その熟成度を判断するためです。実際にスイカを叩いたときの音や振動を利用して、食べごろのスイカを見分けることができます。
以下にスイカを叩いたときの音の違いを説明します:
- まだ熟していない場合:硬い感触の音や高い音がします。少し未熟ですが、あと少しで成熟します。
- 食べごろの場合:澄んだ音が響きます。また、1回だけ叩いた場合は、やや濁った感じの音がしたら食べごろです。
- 熟れすぎの場合:鈍い音で、低く重たい音がします。
美味しいスイカの見極め方
スイカは見た目や手触りだけではなかなか見分けることが難しい果物ですが、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 皮の黒と緑の縞模様がくっきりしていること:順調に成熟すると、縞の黒い部分が濃くなってきます。縞模様の境目をさわるとデコボコ感があるものが良品とされます。
- ずっしりと重く、ツル付きは緑色:果皮がしっかりとしていて、重量感を感じるものを選びましょう。ツルが緑色のものが新鮮です。
- ツルの付け根周辺が少しへこんでいること:付け根の周りが少しへこんでいるものは完熟していて、甘味が強いといわれます。
- 音ではやや判断しづらい:叩いたときに「ボンボン」という響く音がすればシャキッとしていて、鈍い音がすれば熟れすぎです。ただし、売り物を叩くのはマナー違反なので、音での確認はおすすめしません。
また、スイカの一番甘い部分は内側の中心部です。カットする場合、中心部分から放射状に切ると甘さが均等に行き渡りますよ。
今回のテーマ(スイカをたたく理由は何ですか?)はいかがでしたでしょうか!
“スイカ、果物の中で唯一の“涼”。知ってるとちょっぴりクールな、スイカの雑学を共感しよう!”
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