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【家庭菜園】スイカ栽培でよくあるトラブル・対処方法

スイカ栽培でよくあるトラブル・対処方法

当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。

スイカ栽培の”最恐”トラブル7つの「解決の法則」

家庭菜園でスイカ作りに挑戦してみたものの、うまくいかないトラブルに遭遇した経験はありませんか?今回は、プロの農家に教わった、スイカ栽培でよくあるトラブルとその対処法をご紹介します。この「解決の法則」を知れば、甘くてジューシーなスイカが収穫できますよ。

トラブル1:葉が黄色くなる

原因は土壌の乾燥と養分不足です。十分な水やりをするとともに、有機質肥料を施すことで解決します。生育初期は2週間に1回、果実肥大期は1週間に1回、根元周りにたっぷり与えましょう。

トラブル2:つる先が枯れる

つる先の枯れは、高温による日焼け症が原因です。雨よけ用の日よけネットを使うことで、つる先の日焼けを防げます。また、適度な間引きと水遣りで株を強くすることも大切です。

トラブル3:花が落ちる

受粉不足が原因です。手でブラシを使って人工受粉をしましょう。朝から午前中の暑くない時間帯が適しています。毎日こまめにするのがコツです。花粉を授粉すると着果率がアップします。

トラブル4:果実が小さい

水分不足が考えられます。根が深く張っているため、表面の水やりでは根元まで水が行き渡りません。地中に給水チューブを埋設し、地下から水を補給する「かん水」を行うのが有効です。

トラブル5:果実の形が不揃い

受粉時期のばらつきが原因です。特に最初に受粉した雌花の果実から優先的に養分を奪います。着果数を調整するために、着果後の追肥も大切です。

トラブル6:果実が裂ける

水分状態の急変が原因です。出来るだけ土壌水分を一定に保つことが重要です。かん水を行えば、根元の土が常に適度な湿り気を保てます。

トラブル7:病気や害虫の被害

殺虫剤や殺菌剤を使う前に、環境対策から始めましょう。通風と日光を十分に確保し、株元の手入れを行います。それでも解決しない場合は、病害虫に適した薬剤を使用します。

まとめ

スイカ栽培は一筋縄ではいきませんが、この「解決の法則」を実践すれば乗り越えられるはずです。ぜひトラブルを気にせず、おいしいスイカ作りに挑戦してみてください。

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