※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは：地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。（情報元：ウィキペディア）
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。

緑斑モザイク病とは?

緑斑モザイク病はウイルスによって引き起こされる病気で、主にスイカやメロン、キュウリ等のウリ科植物に発生します。葉の上に緑と黄色のモザイク模様が現れるのが特徴的な症状です。発症初期は一部の葉にしか模様が見られませんが、次第に広がり、最終的には全ての葉に症状が出てしまいます。

アブラムシが病気の媒介者

緑斑モザイク病はアブラムシによって媒介されるウイルス性の病気です。感染したアブラムシがスイカに寄生すると、ウイルスを植物体内に持ち込んでしまうのです。そのため、この病気を予防するには、アブラムシ対策が最重要のカギを握ります。

予防対策は定期的なアブラムシ駆除から

緑斑モザイク病の予防対策は、アブラムシを定期的に駆除することから始まります。アブラムシは目に見えにくい存在なので、見つけ次第すぐに薬剤散布を行うなどして、徹底的に駆除する必要があります。また、アブラムシを引き付ける黄色い粘着トラップを設置するのも有効な手段の一つです。

発病したら早期に感染株を除去

万が一発症してしまった場合は、すぐに感染した株を抜き取り、完全に除去しましょう。感染株を放置しておくと、ウイルスの広がりを食い止められなくなってしまいます。抜き取った後は、周りの健全な株に予防的に薬剤散布を行うことで、さらなる被害の拡大を最小限に抑えられます。

ウイルスフリー種子を使うのが鉄則

緑斑モザイク病の最も確実な予防策は、ウイルスフリーの種子を使うことです。一般的な種子にはウイルスが混入している可能性があるため、必ずウイルスフリーと記載された種子を選びましょう。これさえ守れば、この病気に悩まされるリスクを最小限に抑えられます。

今回のテーマ（家庭菜園スイカ栽培で緑斑モザイク病の対応について）はいかがでしたでしょうか！
“スイカの甘さだけじゃない、知ってる？スイカの不思議な雑学で心も満たされる夏を共感しよう！”