スイカ 家庭菜園

【家庭菜園】スイカの収穫までに気をつけたいポイント

【家庭菜園】スイカの収穫までに気をつけたいポイント

当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。

スイカ収穫の秘密! 大きさも甘さも格別な実を手に入れる究極の法則

家庭菜園で育てたスイカは、市販品とは比べ物にならない新鮮な味わいが期待できます。しかし、栽培が甘く大きな実を残念な結果に終わらせてしまっては元も子もありません。本記事では、スイカの収穫に向けて気をつけるべきポイントを徹底解説します。秘伝のコツを活かせば、誰でも夢のようなスイカが収穫できるはずです。

収穫時期の見極めが大切

スイカの収穫適期を見極めることが何よりも重要です。早すぎても遅すぎても、味は大幅に劣ってしまいます。判断基準となるのは、つるの根元の部分が黄褐色に変わることです。また、スイカを揺すって軽く鈍い音がすれば収穫時期の目安となります。さらに、種子が黒く熟していれば絶好の収穫タイミングといえます。

熟し過ぎには要注意

一方で熟し過ぎには気をつける必要があります。スイカが地面に着いて割れてしまっては、甘みは失われ味も劣化してしまいます。特に真夏の猛暑日には、朝一番で収穫するのがベストです。果肉が緻密で実のしまりがよく、果皮に光沢があれば上々の出来栄えです。

収穫後の保存法にも秘訣がある

収穫したスイカはすぐに食べきれないことが多いでしょう。美味しさを長持ちさせるには、保存法にもひと手間がかかります。冷蔵庫で保存する際は、ラップをかけないで常温の状態に1時間ほど置いてから冷やすと良いでしょう。ラップをかけてしまうと、果実から発生する二酸化炭素が閉じ込められ、甘みが損なわれてしまうからです。

種を取っておけば来年も収穫できる

今年収穫したスイカの種を取っておけば、来年も同様にスイカ作りを楽しめます。種を取り出し、網に入れて十分に乾燥させます。そして冬を越して保存しておけば、翌年の4〜5月に植え付けることができるのです。作った人にしか分からない、自家製スイカの喜びを味わえるはずです。

まとめ

本記事では、スイカの収穫時の見極めポイント、熟し過ぎへの注意、保存法の工夫、翌年の種の取り方について解説しました。作業は手間もかかりますが、その分、収穫の喜びもひとしおでしょう。皆さんも本記事の極意を活かして、ぜひ至高のスイカ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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