スイカはどれくらいで大きくなりますか?
スイカはどれくらいで大きくなりますか?
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは:地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。(情報元:ウィキペディア)
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。
スイカの”究極の成長ペース”に驚き! モンスターサイズまで何日で大きくなる?
スイカの育て方次第で、大きさにはかなり個性が出ます。しかし、一般的な「スイカの成長ペース」を知っておけば、モンスターサイズへの期待がかなり高められます。今回は、スイカがどのくらいのスピードで大きくなるのか、その”究極の成長ペース”をご紹介します。
スイカの成長サイクル
スイカは、おおよそ次のような成長サイクルを辿ります。 – 植え付けから開花まで:約1ヶ月 – 開花から肥大開始:約1ヶ月 – 肥大期間:約2ヶ月 – 収穫適期:約4ヶ月 つまり、スイカの種を植えてから、約4ヶ月で収穫できる大きさに成長するということになります。
摘心の時期で期待サイズが変わる
スイカはいつ摘心(つるを切る)するかで、期待できるサイズが変わってきます。 – 早摘心(開花後約1ヶ月で摘心)…小玉スイカ用 – 中摘心(開花後約2ヶ月で摘心)…中玉スイカ用 – 遅摘心(開花後約3ヶ月で摘心)…大玉スイカ用 この摘心のタイミングが、後の果実肥大のサイクルを左右します。
肥大のサイクルと期待できるスイカの大きさ
スイカの本格的な肥大は、開花から約2ヶ月後に始まります。この時期、果実への栄養供給が活発化し、重さや大きさが徐々に増していきます。肥大サイクルは以下の通りです。
- 肥大開始〜2週間後:直径10cm前後
- 1ヶ月後:直径15cm前後
- 2ヶ月後:直径20cm前後
- 3ヶ月後:直径25cm以上(最大級)
この肥大サイクルを意識しながら、適切な肥培管理を行えば、理想の大きさに仕上がります。
肥料や水やりで”究極の成長”を後押し
スイカを最大級の大きさに育てるには、この肥大サイクルに合わせた栽培管理が重要です。特に、窒素質の肥料と十分な水分供給は、肥大期の”究極の成長”を後押しします。 スイカの育てはうまくいけば、とてつもなく大きな実を収穫できる醍醐味がありますね。
今回のテーマ(スイカはどれくらいで大きくなりますか?)はいかがでしたでしょうか!
“スイカの甘さだけじゃない、知ってる?スイカの不思議な雑学で心も満たされる夏を共感しよう!”
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