当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
スイカの部位によって甘さには差があります。一般的にスイカの中でも果肉の中心部分が一番甘いとされています。果肉はスイカの赤い部分であり、種の周囲にあります。
スイカの果肉は果糖という糖分を多く含んでおり、甘味を持っています。果肉はスイカの中でも最も水分が多い部分であり、ジューシーでみずみずしい甘さがあるのが特徴です。

一方、スイカの他の部位である皮や種は甘さがあまりありません。スイカの皮は硬くて苦味があり、種は食べられないことが一般的です。通常捨てがちな皮の部分も、昔から漬物にしたり、煮物にすれば食べられます。煮物にすると冬瓜のような味、食感になるようです。
ですので、スイカの一番甘い部位は果肉であり、果肉を食べることでスイカの甘さを最大限に楽しむことができます。
スイカをカットした場合、どのくらい日にちがもちますか?
切った断面の水分がとんで、食感が悪くなりますから注意が必要です。
長期間の保存なら、なるべく切らないことをお勧めいたします。食べる分だけ切り取って、日にちがたった表面は薄く切ってみるのが良いでしょう。
これで、けっこう長持ちさせることができます。
実際、食べきれない時はこうしています。
スーパーのカットフルーツのように大き目のひと口大に切って
保冷剤と楊枝をつけて大学や会社に持って行ってはどうでしょうか?
私はそうして会社に持参し同僚と食べていました。
その場合、やはり食べる当日に切った方がおいしいですね。お試しください。
スイカの美味しい切り方

以下はスイカの美味しい切り方の紹介になりますので参考にしてください!
- ウェッジカット(くさび切り):スイカを半分に切り、さらにくさび状に切り込みを入れます。そして、手で割れ目に合わせて引っ張るようにして食べると、食べやすい大きさのスイカのくさびができます。
- スライスカット(薄切り):スイカを輪切りにし、さらに薄切りにします。厚さはお好みで調整しましょう。薄切りにすることで、スイカのみずみずしい食感や甘みを楽しむことができます。
- クォーターカット(四つ割り):スイカを半分に切り、それぞれの半分をさらに半分に切ります。すると、4つのクォーターになります。クォーターにしたスイカは、食べ応えがあり、食べるときに手に持って食べることができます。
- ボールカット(ボール状に切る):スイカを半分に切り、果肉をスプーンなどでくり抜いてボール状にします。果肉をボール状にすることで、スイカ自体が器になり、見た目もおしゃれで食べやすいです。
- カット&スクープ(切ってスクープ):スイカを半分に切り、果肉に十字の切り込みを入れます。そして、スプーンなどを使って果肉をスクープするようにして食べます。果肉をスクープすることで、果汁をたっぷりと味わうことができます。
これらの切り方を参考にして、スイカをおいしく楽しんでみてください。また、スイカは冷蔵庫で冷やしてから食べると、よりさわやかな味わいを楽しめますので、冷やしてから食べるのもおすすめです!
スイカの切り方のコツ
スイカの切り方にはいくつかのコツがあります。以下に基本的なスイカの切り方を説明します。
- 器具の準備: スイカを切るために、まな板、包丁、大きなスプーン、そして必要に応じてディッシュタオルを用意します。
- スイカの洗浄: スイカをよく洗います。外側の表面についた汚れや微生物を取り除くために、水で軽くこすり洗いします。
- 上部のカット: スイカを切る前に、上部の部分(茎の反対側)を切り落とします。これによってスイカを安定させることができます。
- 垂直に切る: スイカをまな板の上に安定させ、中央で垂直に切り込みを入れます。切り込みはスイカをほぼ均等に分割するようにします。
- 横方向に切る: 垂直な切り込みを入れた後、スイカを横に倒し、まな板の上で切り込みを広げます。この段階でスプーンを使って、スイカの種を取り除くこともできます。
- スライスする: スイカが適切に切り分けられたら、切り口を下にして、スライスすることができます。スイカの大きさや好みに応じて、厚さを調節します。
これらの手順に従えば、スイカをきれいに切ることができます。ただし、スイカは大きくて重いので、注意して切り分けるようにしてください。また、包丁の使用には十分な注意を払い、ケガをしないようにしましょう。