スイカが柔らかいのは大丈夫ですか?
スイカが柔らかいのは大丈夫ですか?
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
スイカの柔らかさに隠された”究極の甘さの法則”
スイカを選ぶ際、しっかりと硬く重い実を選ぶのが常識とされてきました。しかし近年、”柔らかい”スイカにこだわる生産者が現れ、新たな常識が生まれつつあります。スイカの柔らかさに隠された、甘さへの新たな道が開かれたのです。
![](https://e-suika.net/wp-content/uploads/2024/05/3763597_m-1.jpg)
固い=甘い?柔らかさが語る真実
スイカの基準は、重くて固いものを選ぶ、と言われてきました。でも実はその考え方、間違っていた可能性があるのです。甘いスイカを作るべく徹底的に品種改良を重ねた結果、新たな事実が見えてきたのだそうです。
しっとり柔らかいスイカこそが最高の甘さ
生産者の間で言われるように、スイカが柔らかければ柔らかいほど、より高い糖度の証しなのだとか。固くてカチカチのスイカよりも、しっとり柔らかい実の方が遥かに甘味が凝縮されているという法則が分かってきたのです。
柔らかさの理由は”果肉の熟成度”
スイカの甘さを引き出す重要な要素として”完熟度”があります。徹底して時間をかけ、木からなるべく遅く収穫することで、果肉の甘味がギュッと凝縮されるのです。その結果として柔らかい食感になるのだそう。
まとめ
視界を変えれば、新たな価値が見えてくるものです。柔らかさを求めるスイカ作りは、従来の発想を覆す新たな挑戦ですが、そこに極上の甘さが隠されていたのかもしれません。今年は柔らかいスイカを食べてみる、新しい体験をしてみてはいかがでしょうか。
今回のテーマ(スイカが柔らかいのは大丈夫ですか?)はいかがでしたでしょうか!
“スイカ、果物の中で唯一の“涼”。知ってるとちょっぴりクールな、スイカの雑学を共感しよう!”
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