スイカの抗炎症作用は?
スイカの抗炎症作用は?
当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。
※園主は栽培経験実績が驚きの60年の実績とは:地域のスイカを1935年ころ、松本市波田の下原集落でスイカが作られ始めた。(情報元:ウィキペディア)
弊社では初代から通算で約60年の栽培経験実績を指します。
「スイカの”究極の抗炎症パワー”で病気を予防!健康長寿の新法則」
現代人の大きな悩みの種である炎症。慢性的な炎症が続くと、生活習慣病はもちろん、がんやアルツハイマー病などの深刻な病気の原因にもなりかねません。しかし、この恐ろしい炎症を食い止める力が、案外身近な夏の恵み”スイカ”に隠れていたのです。スイカの抗炎症作用に迫ります。
- リコピンが強力な抗炎症作用を発揮
スイカの鮮やかな赤色は、カロテノイドの一種である「リコピン」によるものです。リコピンには、体内の活性酸素による酸化を抑え、炎症を和らげる作用があることが分かっています。特に関節炎のように、軽い外傷から始まる炎症性の病気に効果があると指摘されています。 - クエン酸が過剰な塩分を排出して抗炎症効果をアップ
スイカに豊富に含まれる「クエン酸」は、体内に溜まった過剰な塩分を尿中に排出させる作用があります。塩分が溜まると細胞が傷つき、炎症が起こるためです。クエン酸が塩分の排出を助けることで、抗炎症効果がさらに高まります。 - ビタミンCとリコピンのW抗酸化力で根本的な炎症を鎮める
スイカに豊富なビタミンCとリコピンには、ともに強力な抗酸化作用があります。活性酸素は炎症の根本原因なので、この2つの抗酸化物質がW作用で活性酸素を除去し、炎症を鎮めてくれます。生活習慣病の予防はもちろん、がんなどの重篤な病気のリスクを下げる期待もできます。
まとめ:
リコピン、クエン酸、ビタミンCなど、スイカには炎症を食い止める優れた成分が豊富に詰まっています。それだけに、スイカを日頃から意識的に食べることが、単なる生活習慣病予防だけでなく、健康長寿を手に入れる新しい法則になるかもしれません。毎日の食卓にスイカを取り入れ、スイカの力で炎症を鎮めましょう。
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