スイカのお話し

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スイカの種が白と黒色で違うのはなぜですか?

スイカの種が白と黒色で違うのはなぜですか?

当農園の園主栽培経験が60年の杉山氏が解説。

スイカの種の色の違いに隠された”甘さの秘密”とは?

皆さん、こんにちは。スイカを食べるとき、白い種と黒い種の違いに気づいたことはありませんか?一つのスイカの中に二種類の色の種が入っているのは不思議ですよね。

実はこの種の色の違いには、スイカの”甘さ”と深い関係があるのです。今回は、その秘密の理由に迫っていきましょう。

白い種と黒い種、一体どう違うの?

まずスイカの種には、白い種と黒い種(または濃い茶色)の2種類がありますが、見た目以外にも大きな違いがあります。

白い種は未熟な種で、完全に実らずに収穫された種のこと。一方の黒い種は、完全に熟した成熟種と呼ばれるものです。

この成熟度の違いが、スイカの甘味に大きな影響を及ぼすのです。

甘さは熟した種が鍵を握る

スイカの甘味は、主にショ糖という糖分によってもたらされます。そしてこのショ糖の量は、種の熟し具合によって大きく変わってくるのです。

未熟な白い種は、ショ糖の量が非常に少ない。一方で黒い成熟種には、ショ糖がたっぷり含まれているのです。

つまり、スイカの中に多くの黒い種が入っているということは、十分に実が熟してショ糖が増えた証拠となり、それだけ甘味が増すわけです。

甘いスイカを選ぶ際のポイント

このように、スイカを選ぶ際は中の種の色を確認するのがおすすめです。白い種が多ければ甘みは乏しく、黒い種が多ければ糖度が高くなる傾向にあります。

つる付け根の色や形なども参考にしながら、黒い種の割合の多いスイカを選んでみてくださいね。そうすれば甘くて美味しいスイカに出会えるはずです!

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